仙台市水道局は6日、2,011人分の個人情報を含む行政情報が、P2Pファイル共有ソフト「Winny」のネットワーク上に流出したことを明らかにした。
流出した情報は、水道メーターの交換業務委託に関する書類、水道メーター交換台帳、集合住宅代表者リスト、予算関係書などの行政情報440ファイル。この中には、2,011人分の氏名、住所、電話番号のほか、189社分の法人名、所在地、電話番号が含まれていた。
仙台市水道局によれば、2005年3月頃に給水部北配水課の職員(40歳代)が業務で使用していたMOに行政情報を記録し、自宅の私物PCのHDDにコピーしていたという。その後、この私物PCでWinnyを使用していたところ、2006年8月3日にウイルスに感染し、インターネット上にHDD内の情報が流出した。
仙台市水道局では、情報の流出が確認された個人および法人に対し、お詫びの文書を送付する。再発防止策として、過去に業務で使用した私物PCや記憶媒体を持参させ、情報管理者が内容のチェックし、行政情報の持ち出しがないことを確認するとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.suidou.city.sendai.jp/13_osirase/0608joho_owabi.html
( 増田 覚 )
2006/08/08 14:55
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