ドイツのオンライン広告、成長傾向続くとの予測

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ドイツのオンライン広告、成長傾向続くとの予測

　独United Internet Mediaが11日に発表した調査結果によると、ドイツのオンライン広告市場は過去最高の成長を継続すると予測されていることがわかった。この調査は主要企業、市場関係者など1,000人以上に対して向こう12カ月の動向を調査した結果に基づく。

　調査によれば、回答者の83％がオンライン広告は向こう12カ月に成長が期待されると回答した。テレビ広告などへの期待が50％を切っているのに対して、オンライン広告への期待の大きさが顕著だ。その結果、市場規模も成長が見込まれている。成長率は、従来型のテレビ広告が1.4％、ダイレクトマーケティングが4.3％などとなっているのに対して、オンライン広告が12.3％と予想されており、目立った成長を示すと予測されている。

　今回の調査は、サッカーのワールドカップの影響も示唆されている。今回のワールドカップではインターネットを使用した放送などが話題になった。その際、オンライン広告の広告媒体性が注目されたというのだ。

　しかし一方で、メディア側が対応し切れていないという評価もある。回答者のうち40％近くが企業側の体制が整っていないと回答した。ただし、今後のオンライン広告の成長傾向は続くであろうとの楽観的な見方が調査から読みとることができ、体制の不備も徐々に矯正されていくとの見方が多いようだ。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（独文）
　 http://united-internet-media.de/244+M56af7158289.html

（ Gana Hiyoshi ）
2006/08/17 12:00

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