電通とサイバー・コミュニケーションズ(cci)は18日、Podcastingコンテンツ向けの音声広告配信サービスを9月1日より提供すると発表した。
今回提供する広告配信サービスは、Podcastingコンテンツに含まれる音声広告の差し替えや配信期間の指定などが任意に行なえるもの。サイオンコミュニケーションズが開発したバンクサーバーシステム「AECBS(エイブス)」を利用しており、サーバー内の番組コンテンツと広告コンテンツを指定時間や広告の優先順位などに応じて動的に自由に組み合わせ、1つのPodcastingコンテンツとして配信する。これにより、広告と番組を1つのコンテンツとして配信するPodcastingコンテンツにおいて、広告差し替えの必要が生じてもPodcastingコンテンツの再編集が不要になるという。
広告配信サービスは、電通が同サービスの仕組みを構築し、cciがインターネット広告商品開発のノウハウ提供やシステム導入のサポートを担当する。また、9月1日より同月限定でTBSラジオ&コミュニケーションズ(TBS R&C)が運営する「podcasting954」で配信するPodcastingコンテンツのうち、「JUNK/JUNK2」や「X-Radio 若林史江の株いぢり」など12番組にて同サービスによる広告配信を実施する。
関連情報
■URL
ニュースリリース(電通、PDF)
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2006/pdf/2006060-0818.pdf
ニュースリリース(サイオンコミュニケーションズ)
http://www.syon.co.jp/news/news20060818.html
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( 大久保有規彦 )
2006/08/18 18:10
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