マイクロソフトは29日、Windows Live ガジェットの開発キット「Windows Live ガジェット SDK ベータ版 0.6」の日本語版を公開した。ガジェットの開発に必要な情報やサンプルコードなどを提供している。利用は無料。
Windows Live ガジェット SDKでは、「ガジェット開発者ガイド」や「API リファレンス」、「プロジェクト テンプレート」などを用意。開発者は、開発キットを利用することでさまざまなタイプのガジェットを容易に開発することができるという。
またマイクロソフトでは、開発者向けプログラミングツール「Visual Web Developer 2005 Express Edition 日本語版」を無償提供している。対応OSはWindows XP/2000、およびWindows Server 2003。
このほか、開発者向けポータルサイト「MSDN」の日本語版に「Windows Live Developer Center」を開設した。Developer Centerでは、Windows Liveサービスが提供するサーチ、メッセンジャー、スペースなどの機能を開発者が作成するアプリケーションに組み込んで利用する方法を紹介している。
なお、マイクロソフトはWindows Liveを含む「Windows Vista」向けのソフトウェア開発コンテスト「Windows Vistaソフトウェアコンテスト~ガジェット&Windows Presentation Foundation~」を開催している。コンテストは5部門で実施され、2007年1月に最終選考発表を予定している。
関連情報
■URL
Windows Live ガジェット SDK
http://promotion.live.jp/livesdk/
Windows Live Developer Center
http://www.microsoft.com/japan/msdn/live/
Windows Vista ソフトウェアコンテスト
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( 野津 誠 )
2006/08/29 18:05
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