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専用サイトにおいて、水道使用量データをグラフ形式で閲覧できる。アクセスはIDとパスワードで管理
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東京水道局は28日、一人暮らしの高齢者宅などの水道使用状況をメールで通知する「みまもりサービス」の実地試験を行なうと発表した。食事や入浴などの生活パターンを知ることで、離れていても家族の暮らしぶりを見守ることができるとしている。試験モニター100件を9月30日まで募集し、2007年3月から2008年2月まで試験を実施する予定だ。
「みまもりサービス」では、「見守られる方」宅の水道メーターにPHS通信端末を設置し、データをサーバーに送信。1時間ごと24時間分の水道使用量データを、「見守る方」のメールアドレスに1日1回指定した時間に送信する。また、例えば食事や入浴などでいつも水道が使われる時間帯に水道が使われなかった場合などに、メールで通知してくれる機能も設定できる。具体的には、設定した時間帯に水道の使用料が1リットル未満だった場合に通知され、3つのパターンを設定できる。
このほか、専用サイトで過去の使用量を確認できる機能も提供する。任意の日を指定すると、1時間ごとの使用量がグラフで表示される。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/press/h18/press060828-1.htm
「みまもりサービス」実地試験募集案内
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/press/h18/press060828-1b.htm
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http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/980818/pot.htm
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http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0912/gas.htm
( 永沢 茂 )
2006/08/29 18:35
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