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東京地裁前。傍聴券を求める人と報道陣であふれた
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証券取引法違反の罪に問われたライブドア元社長、堀江貴文被告の初公判が4日、東京地裁で行なわれた。堀江被告および弁護側は、起訴事実を全面否認、無罪を主張した。
東京地裁の前には、一般傍聴席61席の傍聴券を求め、朝から2,002人もの人が長蛇の列を作った。公判は、104号法廷にて予定の10時より若干早く開廷し、午後4時20分頃まで行なわれた。
公判冒頭、検察側の起訴状朗読に対し堀江被告は、「犯罪を行なったことはございません。起訴されたことを心外に思っている」と述べた。また弁護側は、「なんら犯罪ではないものを検察が強引なストーリーを作ったにすぎない」と主張した。
開廷中、堀江被告は黒いスーツにネクタイ姿だった。検察側・弁護側の陳述や証人尋問を真剣な眼差しで見つつも、時折、手元の資料に目を通したり、机の上に置かれたお茶を飲むなど、落ち着いた様子だった。
次回公判は、9月5日午前10時開廷を予定。今後、11月28日まで計26回の集中審理が行なわれることになっている。
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正門に貼られた傍聴券交付の案内
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関連情報
■URL
本誌記事で振り返る、ライブドア事業拡大の歴史[前編]
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/01/24/
本誌記事で振り返る、ライブドア事業拡大の歴史[後編]
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/01/25/
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( 野津 誠 )
2006/09/04 19:40
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