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SCEJ、PSPのセキュリティ脆弱性を修正する最新ファームウェア


PSP
 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は、携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の新ファームウェアを公開した。

 新ファームウェアのバージョンは「2.81」で、Podcasting機能の拡張やファイル管理の仕様が変更された「2.80」と比較して新たな機能は追加されていないが、システムソフトウェアのセキュリティ上の脆弱性が修正されている。

 修正された脆弱性の内容は、SCEJでは非公開として公表していない。なお、デンマークのSecuniaと仏FrSIRTでは、PSPのTIFF画像処理において脆弱性が存在し、細工を施したTIFF画像を表示することで任意のコードが実行される恐れが生じると8月31日付で発表している。


【追記 2006/09/08 13:55】
 今回のファームウェアでは、4GB以上の容量のメモリースティックPro DuoをPSPが認識せず、場合によってはファイルが破損するという不具合も修正された。SCEJでは4GB超のメモリースティックPro Duoを利用する場合はファームウェアをアップデートするよう呼びかけている。


関連情報

URL
  PSPシステムソフトウェアバージョン2.81 アップデートについて
  http://www.jp.playstation.com/psp/update/ud_01.html
  バージョン2.81へのアップデートのお願い
  http://www.jp.playstation.com/info/support/sp_20060907_ms.html

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PSPのTIFF画像処理に新たな脆弱性、SecuniaやFrSIRTが警告(2006/09/01)


( 甲斐祐樹 )
2006/09/07 16:52

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