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過去5年間の検挙状況
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警察庁は8日、過去5年間における知的財産権侵害事件の検挙状況を発表した。それによれば、2005年における検挙事件数は492件に上り、2001年の179件から3倍近くに増えていることがわかった。
2005年の検挙事件数492件の内訳としては、4割が海賊版のCD/DVDを複製する事件が占めた。ネットワークを利用した事件は134件で、うち9割はインターネットオークションを悪用したものだったという。なお、2001年の検挙件数は179件(うちネットワーク利用は43件)、2002年は246件(同51件)、2003年の245件(同74件)、2004年の359件(同123件)。
また、2005年に押収した偽ブランド品は21万9,852点。これらのほとんどが韓国、中国、台湾などのアジア諸国から密輸入されているという。偽ブランド品の販売形態では、街頭販売が4割、インターネットオークションによる販売が2割だという。なお、街頭販売で検挙された人の7割は来日外国人で、その8割はイスラエル人だった。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.npa.go.jp/safetylife/seikan4/20060908.pdf
( 増田 覚 )
2006/09/11 18:03
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