総務省は8日、「u-Japan政策」の推進のために重点的に取り組む分野を定めた「u-Japan推進計画2006」を公表した。
u-Japan政策は、2010年までに「ユビキタスネット社会」を実現することを目標として2004年12月に策定された。今回公表したu-Japan推進計画2006は、その後の動向などを踏まえ、ICT政策を個別施策レベルまで掘り下げて策定したものとなる。「通信・放送の融合・連携の推進」「成長力・競争力・ソフトパワーの強化」「安心・安全なユビキタスネット社会の実現」の3分野を、2007年度の重点的取り組み分野としている。
その上でu-Japan推進計画2006では、「2010年目標達成に向けたPDCA」として、「ユビキタスネットワーク整備」「ICT利活用の高度化」「利用環境整備」「技術戦略」「国際戦略」という項目を掲げ、それぞれ目標と現状、今後の取り組みを示している。さらに、各項目ごとに2010年までのスケジュールを示した「u-Japan政策パッケージ工程表」も改定した。
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■URL
ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060908_3.html
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( 永沢 茂 )
2006/09/11 18:11
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