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OpenSSLなどにRSA署名が正しく検証されない脆弱性


 JVN(Japan Vender Status Notes)は12日、複数のRSA実装において署名が正しく検証されない脆弱性が存在すると警告した。

 RSA署名はメッセージの発信元が信頼できることを証明するために用いられるが、OpenSSLなど複数の実装において署名が正しく検証されない脆弱性が存在し、署名されたメッセージの正当性が確認できない場合があるとしている。

 この脆弱性により、SSH、SSL、PGPなどのソフトウェアに影響を及ぼす可能性があるとしており、米US-CERTの情報では、F5 Networks、FreeBSD、OpenSSLなどの開発元が脆弱性の存在を確認したとしている。デンマークのSecuniaでは、OpenSSLのこの脆弱性の危険度について、5段階で下から2番目に低い“Less Critical”と判定している。


関連情報

URL
  複数のRSA実装において署名が正しく検証されない脆弱性
  http://jvn.jp/cert/JVNVU%23845620/index.html
  US-CERTによる脆弱性情報(英文)
  http://www.kb.cert.org/vuls/id/845620
  SecuniaによるOpenSSLの脆弱性情報(英文)
  http://secunia.com/advisories/21709/


( 三柳英樹 )
2006/09/12 19:49

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