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8月の月例パッチ「MS06-049」に不具合、適用後にファイル破損の可能性


 マイクロソフトは13日、8月の月例パッチとして公開した「MS06-049」を適用した場合に、NTFS圧縮を有効にしているファイルが破損する不具合が発生することを明らかにした。

 MS06-049はWindows 2000 SP4を対象にした修正パッチで、Windowsカーネルの脆弱性により特権が昇格される問題を解消する。このMS06-049を適用したWindows 2000でNTFSファイル圧縮を有効にしている場合に、4KB以上の圧縮されたファイルが作成または更新されると、ファイルが破損する可能性がある。

 マイクロソフトではこの問題の回避方法として、NTFSファイル圧縮を無効にすることを挙げており、現時点でMS06-049の修正版パッチなどは公表されていない。


関連情報

URL
  MS06-049に関する技術情報
  http://support.microsoft.com/kb/920958

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( 三柳英樹 )
2006/09/14 13:11

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