Internet Society(ISOC)は26日、インターネットの核となるプロトコル「TCP/IP」が25歳を迎えたと発表した。1981年9月にRFCとして正式に標準化された。
TCP/IPは、インターネット上におけるデータ転送の方法を定義した2つのプロトコルで、IP(Internet Protocol)は「RFC 791」で、TCP(Transmission Control Protocol)は「RFC 793」で標準化されている。TCP/IPの設計はVint Cerf氏とRobert Kahn氏によるところが大きく、ARPANETの他のメンバーも大きく貢献したという。
TCP/IPの満25歳を伝えるISOCの発表文には、IETFのチェアを務めるBrian Carpenter氏が「インターネットはまだ成熟したとは言えない。しかし、四半世紀も前に発行された最も基本的な仕様が今日でも広く有効であることは、先駆者たちのすばらしさを実証している。私はIPv6標準も同様になることを望んでいる」とのコメントを寄せている。
ISOCのサイトでは、1981年当時の「INTERNET PROTOCOL TRANSITION WORKBOOK」の表紙や図版写真なども数点紹介している。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.isoc.org/isoc/media/releases/060926pr.shtml
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( 永沢 茂 )
2006/09/27 19:02
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