米Googleは4日、「Google Groups」の新しいベータ版を発表した。新ベータでは、Google Groupsを高機能なグループウェアとして使用できる新機能のほか、よりGoogleらしいユーザーインターフェイスを新しく採用した。
新機能は主に4つある。まず、グループオーナーに大きな権限が与えられ、オーナーがグループ専用のWebページを作成できるようになった。「Google Page Creator」の機能が組み込まれており、HTMLの知識がなくてもWebページを作成できる。専用Webページにはグループの議論のアーカイブや、グループメンバーで共有したい情報など、なんでも掲載することができる。
また、グループオーナーはグループで表示されるデザインを決められるようになった。例えば、グループ名と共に表示される画像や基調となる色、スタイルなどである。さらにファイル共有機能が提供されるようになり、グループの各メンバーはファイルをアップロードして他のメンバーと共有できる。各メンバーが自分の画像と自己紹介をするプロフィールの公開機能もサポートした。
Google Groupsベータ版は、Googleアカウントを持っていれば誰でも利用可能。公式ブログにの発表によれば、近いうちにこのベータ版のユーザーインターフェイスを全てのGoogle Groupsで採用したい考えだという。その場合でも、以前のGoogle Groupsの情報はすべて新サービスに引き継がれる。
対応するブラウザは、Internet Explorer 6.0以上、Firefox 1.5以上、Safari 2.0.3で使用できる。日本語を含む各言語で使用できるが、このベータ版のユーザーインターフェイスは現時点で英語のみで提供されるという。
関連情報
■URL
Google Groupsベータ版(英文)
http://groups-beta.google.com/
Google公式ブログの記事(英文)
http://googleblog.blogspot.com/2006/10/new-groups-experience.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/10/05 12:09
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