KDDIと沖縄セルラーは、BREW対応の携帯電話でもJavaアプリが楽しめる「オープンアプリ」機能を来春に導入する。対応機種は、来春以降に登場するもののみで、既存端末では利用できない。
今回導入されるオープンアプリは、BREW上でJavaアプリを楽しめるというもの。仕様としてはMIDP2.0準拠となっており、au独自の仕様は採用されない。その名が示す通り、オープンアプリは勝手アプリ(一般アプリ)として提供されることになり、EZwebの公式メニュー上で配信されることはなく、オープンアプリ配信にあたって両社の審査は行なわれない。
対応機種は、Javaアプリケーション再生機能を備えた「オープンアプリプレイヤー」に対応するもの、と案内されているが、KDDIでは「対応機種は来春以降に登場する」としている。なお、アプリ開発者に向けて同社Webサイト内で作成ガイドが公開されており、それによればJarファイルは最大300KB、Jadファイルは最大6KBとなっている。
このほか、Java VMの開発元として、アプリックスが「JBlend」を供給することを発表している。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/1010/
オープンアプリ 作成ガイド
http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/spec/openappli.html
アプリックス ニュースリリース
http://www.aplix.co.jp/jp/release/2006/pr061010.html
関連記事:アプリックス、「JBlend」をBREW対応に[ケータイWatch]
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/25138.html
( 関口 聖 )
2006/10/10 19:31
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