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DeNA子会社が1,647人の会員情報流出、サーバー設定ミスに7年間気付かず


 ディー・エヌ・エー(DeNA)は23日、子会社のエアーリンクが運営していた無料Webサイト作成サービス「エアーリンクコミュニティ」の会員情報が流出したことを明らかにした。Webサーバーの設定ミスが原因で、7年間にわたり会員情報が第三者から閲覧可能な状態になっていた。

 流出したのは、1999年10月15日から2001年5月21日までに同サービスに会員登録したユーザー1,647人分の個人情報。氏名や電話番号、メールアドレス、生年月日が記載されていた。同サービスは、2004年10月に休止していた。

 DeNAによれば、エアーリンクのWebサーバーに特定の方法を用いてアクセスすることで、これらの個人情報が閲覧可能となっていることが2006年10月19日に発覚。調査した結果、「Webサーバーの設定の誤りが原因」(DeNA広報)で、1999年10月15日から2006年10月19日までの約7年間にわたって、第三者が個人情報を閲覧できる状態だったことがわかった。

 その後エアーリンクでは、個人情報を含むデータをサーバーから削除。第三者がサーバーにアクセスできないようにする措置も施した。個人情報が流出した会員については、エアーリンクが個別に連絡し事情を説明している。現在までに個人情報が不正利用されたという報告はないとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(DeNA)
  http://blog.dena.ne.jp/press/archives/2006/10/post_3.html
  エアーリンク
  http://www.airlink.co.jp/

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( 増田 覚 )
2006/10/23 17:24

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