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青森プラザホテル、宿泊者情報475件がネット上に流出


 青森プラザホテルは27日、ホテル宿泊者の情報475件がインターネット上に流出したと発表した。原因については、顧客情報を自宅に持ち帰って作業をしていた社員のPCがウイルスに感染し、情報が流出した可能性が高いとしている。

 情報の流出が確認されたのは、2003年4月から10月29日までに同ホテルに宿泊した顧客について、法人名、法人電話番号、法人住所、宿泊者氏名の情報475件。ホテル社員が、本来持ち出しを禁止している顧客情報を自宅に持ち帰ってダイレクトメール用リストを作成しており、このPCがウイルスに感染したことにより情報が流出した可能性が高いとしている。

 青森プラザホテルでは、25日に外部から顧客情報が流出しているとの情報が寄せられたことから、原因究明・再発防止プロジェクトチームを設置し、解明作業を開始。事態を公表するとともに、顧客や関係者に対して謝罪した。

 今後の対策については、退勤時に会社資料の一切の持ち出しを禁止するとともに、所属長によるチェックを強化。コンプライアンス管理に基づいて情報管理部門を立ち上げるとともに、社内情報セキュリティ基本規則の制定、社内の情報管理状態を不定期で内部監査するなどの対策を講じるとしている。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.imgnjp.com/press.html


( 三柳英樹 )
2006/10/27 17:27

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