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2006年4~9月のバナー広告出稿、ITと製造業で過半数~VRI調べ


SNSの利用動向推移
 ビデオリサーチインタラクティブ(VRI)は31日、2006年度上半期(4~9月)におけるインターネット広告の出稿動向をまとめた。バナー広告の推定インプレッション(広告の表示回数)総数は、約184億インプレッションに上るという。業種別では、「IT業種」が約64億インプレッション(35.0%)、「製造業」が約37億インプレッション(20.2%)を占め、両業種で過半数を占めた。

 第2四半期(7~9月)におけるバナー広告の推定インプレッション数は100億インプレッションを超え、第1四半期(4~6月)と比べて約21%増えた。業種別に見ると、IT業種が50.4%増、「住宅・不動産」が30.1%増、「専門店(小売)」が22.8%増という数値を示した。

 また、上半期におけるサービス種類別の推定インプレッション数としては、「人材派遣・人材斡旋会社」が15億インプレッションで最も多く、「オークション」の11億インプレッションが続いた。以下は、「他の金融(消費者金融など)」「普通自動車」「コンピュータ機器」の順で多い。

 このほか、上半期に出稿されたバナー広告のうち、推定インプレッション数が最も多かった広告主は「ヤフー」で約26億インプレッション。2位以下は、「リクルート」の約8億インプレッション、「ニフティ」の約6億インプレッション、「日本航空」の約4億インプレッションと続いた。

 今回の調査は、主要メディアサイト89サイト/202ページが対象。調査方法としては、対象ページを毎日1時間ごとに最大10回表示することで出稿広告素材(バナー広告)を取得。推定インプレッション数は、取得した広告素材の出現率と、VRIのインターネット・オーディエンス・データ「Web Report」の当該ページ推定ページビューを掛け合わせて算出している。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.videoi.co.jp/release/newsrelease/20061031.html

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( 増田 覚 )
2006/10/31 18:12

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