NTT東日本およびNTT西日本は、固定電話機向けインターネットサービス「Lモード」の新規受付を11月30日に終了すると発表した。サービスも、2009年度末をめどに終了を検討する。
Lモードは、2001年6月に提供が開始されたサービスで、2004年6月にはBフレッツおよびフレッツ・ADSL回線を利用した「Lモードonフレッツ」も開始していた。NTT東西では、ブロードバンドサービスの需要が急激に伸び、パソコンなどからのインターネット利用が普及する中で、2004年度上期以降はLモードの契約者数は減少が続いていたという。
両社では、今後もLモードの契約数は減少傾向が続くと予想。経営資源を光アクセスサービスに注力するため、今回の新規受付終了を決定したとしている。また、Lモードのサービス自体は当面継続する考えだが、ユーザーの利用状況などを勘案して、2009年度末をめどにサービス終了を検討するとしている。
なお、2006年9月末現在のLモード契約者数は37.4万件で、内訳はNTT東日本が20.5万件、NTT西日本が16.9万件。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0611/061101a.html
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( 村松健至 )
2006/11/01 19:24
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