OpenOffice.orgコミュニティは2日、無料オフィススイート「OpenOffice.org 2.0.4」の日本語版をリリースした。対応OSはWindows XP/2000/Me/98およびWindows Server 2003、Mac OS X 10.3以降、Linux、Solarisなど。同コミュニティのWebサイトからダウンロードできる。
新バージョンでは、ドキュメントをPDF形式で出力する時に、PDFファイルの暗号レベルを設定する機能を搭載。これにより、PDFファイルを開く際に必要なパスワードを設定できるようになった。
プレゼンテーションソフト「Impress」では、スライドショー中に操作をしなければ、マウスポインタが自動的に隠れるようになった。また、表計算ソフト「Calc」には、HTMLページをインポートする機能が備わった。
このほか、JavaやJavaScript、C++、Pythonなどで作成した拡張パッケージをOpenOffice.orgに追加することで、機能を拡張できるようになった。
関連情報
■URL
OpenOffice.org 2.0.4のダウンロードページ
http://ja.openoffice.org/download/2.0.4/
■関連記事
・ 「OpenOffice.org 2.0.4」公開、機能拡張に対応(2006/10/16)
・ 脆弱性の修正などを含む「OpenOffice.org 2.0.3」の日本語版リリース(2006/07/18)
( 増田 覚 )
2006/11/02 18:07
- ページの先頭へ-
|