マイクロソフトは10日、スパイウェア対策ソフト「Windows Defender」日本語版の正式版を公開した。対応OSはWindows XPおよびWindows Server 2003で、64ビット版OSにも対応。また、次期OS「Windows Vista」にも標準で搭載される。Microsoftのサイトから無償でダウンロードでき、Windows Defenderに関しての問い合わせができる無料のサポートインシデント2回分が付いている。
Windows Defenderは、スパイウェアなどの迷惑ソフトウェアを検出し、削除するソフトウェア。手動でのスキャンやスケジュール設定による定期的なスキャンによりスパイウェアを検出できるほか、リアルタイム保護機能によりスパイウェアがインストールされる前にブロックすることもできる。
また、発見したスパイウェアを報告するためのコミュニティ「Microsoft SpyNet」が用意されており、世界中のWindows Defenderユーザーが発見したスパイウェアの情報を集めることで、新たに登場したスパイウェアにも素早く対応できるとしている。
関連情報
■URL
Windows Defender
http://www.microsoft.com/japan/athome/security/spyware/software/default.mspx
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・ 米Microsoft、スパイウェア対策ソフト「Windows Defender」正式版を公開(2006/10/24)
( 三柳英樹 )
2006/11/10 15:24
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