FUSION GOLを運営するフュージョン・ネットワークサービスは10日、Webブラウザをデスクトップとして利用できる「StartForce」ベータ版を公開した。利用するには、無料のユーザー登録が必要。Windows、Mac OS、Linuxに対応し、Internet Explore 6.0以上、Firefox 1.5以上をサポートする。
StartForceベータ版では、ワープロアプリケーション「StartForce Writer」を搭載した。一般的な文書編集はもちろん、「.doc」「.rtf」「.odt」「.txt」形式のファイルをHTMLで読み込んで編集できる。ファイルをPDF等の形式へ変換しながらダウンロードすることも可能だ。
また、メッセンジャー統合アプリケーション「StartForce Messenger」を搭載した。XMPPプロトコルをサポートしており、MSNメッセンジャー、Yahoo!メッセンジャー、ICQ、AIM、Google Talkのアカウントが使用可能。チャットの履歴をマイドキュメント内に保存することもできる。
このほか、サーバーやネットワーク環境を増強し、負荷分散やシステム拡張性に配慮。接続速度も向上したという。プラットフォームの機能強化としては、ログオフ時の状態を次回ログイン時まで保持できるようになった。さらに、ストレージ上のファイル形式変換機能やデスクトップテーマのデザイン変更も可能になった。
なおStartForceは、米StartForceがAjax技術をベースに開発したもの。フュージョン・ネットワークサービスが日本国内における独占ライセンスを締結している。日本では、2006年5月にアルファ版をリリースし、8月にAPIを公開。アプリケーション開発者間の交流やアイディア交換を目的とした「スタートフォース開発者フォーラム」も開設している。
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StartForce
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ワープロ機能やメッセンジャー統合機能などを追加
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.gol.com/about/press/press_20061110.html
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・ FUSION GOL、ブラウザをデスクトップとして利用できる「StartForce」(2006/05/11)
( 野津 誠 )
2006/11/10 16:05
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