三井物産と松竹グループ(松竹・衛星劇場)は27日、共同で携帯電話・PC向け有料動画配信事業に本格参入すると発表した。既存コンテンツの2次配信のほかオリジナルのコンテンツも製作し、2007年初春にサービスの開始を予定している。
三井物産と松竹グループでは、共同で設立した企画会社「デジタルマガジン株式会社」を事業会社化し、携帯電話・PC向けに最適化された動画の有料配信を行なう。配信するコンテンツについては、他メディアで既に流通されたコンテンツの2次利用だけでなく、オリジナルコンテンツの新規製作も行なう。製作本数は初年度300本を予定しており、第1弾サービスではグラビアを中心にバラエティ・ドラマなどを提供する。
また、両社では早期に、映画やアニメなどのコンテンツも加えた「総合動画サイト」を実現するとともに、携帯電話やPC以外の視聴端末での配信も視野に入れ、新しいコンテンツ流通を実現すべくサービスを発展させるとしている。
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ニュースリリース
http://www.mitsui.co.jp/release/2006/1176167_797.html
( 三柳英樹 )
2006/11/27 20:33
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