アップルコンピュータは28日、Mac OS X用のセキュリティパッチ「Security Update 2006-007」を公開した。Mac OS Xのソフトウェア・アップデート機能または同社サイトより入手できる。クライアント版のMac OS X 10.3.9/10.4.8、サーバー版のMac OS X Server 10.3.9/10.4.8に対応する。
2006-007では、AirMac、ATS、CFNetwork、ClamAV、Finder、ftpd、gnuzip、Installer、OpenSSL、perl、PHP、PPP、Samba、Security Framework、VPN、WebKitの各コンポーネントについて合計22件の脆弱性が修正される。アップルコンピュータでは、すべてのユーザーに対して適用を推奨している。
例えば、OpenSSLでは複数の脆弱性を修正。また、WebKitでは、悪意あるWebサイトを表示すると、任意のコードが実行される恐れがある脆弱性を修正した。なお、Mac OS Xのバージョンによっては、22件のうち一部について、影響を受けない脆弱性もある。
関連情報
■URL
Security Update 2006-007の概要
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=304829-ja
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( 永沢 茂 )
2006/11/29 17:39
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