ヤフーは12日、メールサービス「Yahoo!メール」に送信ドメイン認証技術「SPF(Sender Policy Framework)」をを導入したと発表した。
SPFは、メールの受信時に、送信元のメールアドレスのドメインが、送信側で設定している公開情報(SPFレコード)と一致するかを認証する技術。今回、Yahoo!メールではSPFレコードを公開することで、Yahoo!メールから送信されたメールを受け取った側で、正しいサーバーから送られたものかどうかを確認できるようになった。
Yahoo!メールでは、2005年7月から送信ドメイン認証技術の「DomaniKeys」を導入しており、今回あわせてSPFを導入することで、フィッシング詐欺や送信元をなりすました迷惑メールにYahoo!メールが悪用されることを防止する対策をさらに強化。また、今後は受信サーバーでの対応も予定しているという。
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■URL
ニュースリリース
http://pr.yahoo.co.jp/release/2006/1212a.html
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・ Yahoo!メール、送信元ドメインの認証技術「DomainKeys」を導入(2005/07/19)
( 三柳英樹 )
2006/12/12 14:33
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