米Microsoftは14日、Windows Vistaの海賊版を検知するためのアップデートをリリースした。このアップデートにより検知された海賊版は、30日の猶予期間を経て、機能制限が加えられる。
今回提供したアップデートでは、Windows Vistaのテスト版や最終版のファイルを組み合わせてライセンス認証に対処する海賊版を検知する。検知された海賊版には30日の猶予期間が与えられ、30日が過ぎた場合、追加プログラムをダウンロードできなくなるだけでなく、機能制限が加えられる。
同社では、Windows Vistaを不正コピーしたDVDが世界中で販売されていると指摘。ユーザーが知らずにこの海賊版を購入した場合、金銭的な損失を被るだけでなく、修正パッチがダウンロードできなくなることでセキュリティも危険にさらされるとしている。
関連情報
■URL
More Information on Windows Vista Software Protection Policies(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2006/dec06/12-14ProtectionPR.mspx
( 増田 覚 )
2006/12/15 20:43
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