NTT東日本およびNTT西日本は18日、2005年度の接続会計をもとに算出した2006年度適用の接続料金について、接続約款変更の認可申請を総務大臣に対して行なったと発表した。
DSLの接続料金は、電話を重畳する場合でNTT東日本が現行の月額98円から93円に、NTT西日本が月額105円から101円へとそれぞれ引き下げる。また、電話を重畳しない場合は、NTT東日本が現行の月額1,334円から1,311円に、NTT西日本が月額1,405円から1,393円へと重畳する場合と同様に月額料金が引き下げられる。
このほか、接続専用線や公衆電話、番号案内などにおける接続料金改定の認可申請を実施。NTT東西では、総務省から認可を得た後、接続約款の変更を速やかに実施する予定で、認可された接続料金は2006年4月1日に遡及して適用が行なわれる。
なお、今回の接続料金改定による2006年度における影響額は、NTT東西ともにマイナス30億円。この数値の中には、2005年度の接続料金精算額のマイナス10億円も含まれている。
関連情報
■URL
NTT東日本 ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0612/061218a.html
NTT西日本 ニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0612/061218a.html
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・ NTT東西、接続料金改定の認可申請。DSL接続の電話線重畳型で値下げも(2005/12/13)
( 村松健至 )
2006/12/18 18:44
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