デンマークのSecuniaは15日、インスタントメッセージングソフト「Yahoo! Messenger」のActiveXコントロールに脆弱性が存在すると警告した。脆弱性はWindows版のYahoo! Messengerに影響があり、危険度は5段階で上から2番目に高い“ Highly critical”と判定している。
脆弱性は、Yahoo! Messengerで利用するActiveXにバッファオーバーフローの問題があるというもの。これにより、ユーザーがInternet Explorerなどで悪意のあるページを開いた場合に、任意のコードを実行される危険がある。
脆弱性は、2006年11月2日以前に配布されたWindows版のYahoo! Messengerに影響がある。米Yahoo!ではこの問題について情報を公開しており、脆弱性を修正した最新版へのアップデートを呼びかけている。
関連情報
■URL
Secuniaによる脆弱性情報(英文)
http://secunia.com/advisories/23401/
米Yahoo!による脆弱性情報(英文)
http://messenger.yahoo.com/security_update.php?id=120806
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・ Yahoo! Messengerの脆弱性、日本語版には影響なし(2006/12/19)
( 三柳英樹 )
2006/12/18 19:29
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