情報処理通信機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が運営する脆弱性の情報サイト「JVN(JP Vendor Status Notes)」は25日、全文検索システム「Namazu」のperl版プログラムである「pnamazu」に、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在することを公表した。
JVNによれば、pnamazuの「2006.02.28」以前のバージョンにおいて、Webページを出力する際の処理が不適切なため、クロスサイトスクリプティングの問題があるという。ユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があるとしており、pnamazuの利用者に最新バージョン「2006.12.23」へのアップデートを呼びかけている。
関連情報
■URL
JVNの脆弱性情報
http://jvn.jp/jp/JVN%2302729869/index.html
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( 永沢 茂 )
2006/12/25 19:02
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