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「FRaU」読者情報のメール流出、二次流出の場合は法的処置も


 講談社は22日、同社が発行する女性誌「FRaU」の編集部から読者会員741名のリストが流出した件で、二次流出が確認された場合は法的措置を講じるなどの対応策を発表した。

 FRaU編集部では12月15日、同誌の会員組織「FRaU×adidas ランニングチーム」のメールマガジンで、会員741人の個人情報を記載したデータを添付して配信してしまった。データには、氏名や住所、電話番号、メールアドレス、年齢、ウェアサイズ、シューズサイズ、応募動機を含んでいた。

 編集部では会員に対して、添付ファイルを削除するようにメールで呼びかけており、現在までに個人情報が二次流出した事実は確認されていないとしている。また、便乗犯と思われる疑わしい書き込みをインターネット上で発見した場合は、プロバイダーに削除要請をしたり、差し止め請求するなど、厳格な法的処置を講じるとしている。

 社内向けの対策としては、メールマガジン配信時のチェックを徹底するほか、個人情報データを含むファイルへのアクセス制限を強化。さらに今後は、個人情報データファイルが添付できないシステムを運用するとしている。


関連情報

URL
  個人情報漏洩事故に関するお詫びと経過報告
  http://www.kodansha.co.jp/emergency/


( 増田 覚 )
2006/12/26 19:38

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