総務省は26日、通信・放送問題に関するタスクフォースを発足させた。菅義偉総務大臣に対して、通信・放送問題に関する助言を行なう。
タスクフォースのメンバーは、2006年6月に最終報告書をまとめた「通信・放送の在り方に関する懇談会」で座長を務めた東洋大学の松原聡教授を座長に置くほか、慶應義塾大学の中村伊知哉教授や岸博幸助教授ら5人で構成。タスクフォースでは、同懇談会でまとまった事項をさらに議論するという。1カ月に2回程度開催し、そのうち1回は菅総務大臣も出席するとしている。
26日の記者会見で菅総務大臣は、「通信・放送分野では既存の研究会がいくつかあるが、それらを一つ一つ掌握することは難しい。タスクフォースで各研究会の意見を集約し、助言してもらうことで、スピード感を持って通信・放送の問題に取り組みたい」と、タスクフォースの狙いを説明している。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/061226_8.html
菅総務大臣閣議後記者会見の概要
http://www.soumu.go.jp/menu_01/kaiken/back_01/d-news/2006/1226.html
( 増田 覚 )
2006/12/27 19:54
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