NTT東日本 茨城支店は18日、管内の電話ケーブルがガス工事中に誤って切断された影響で、一部で通話が不通になっていると発表した。これに伴い、KDDIやソフトバンクテレコムが提供するサービスでも影響が生じている。
ガス工事中に電話ケーブルが切断されたのは1月18日午前1時頃で、発生場所は茨城県土浦市荒川沖西2丁目の荒川沖十文字付近。NTT東日本 茨城支店によれば、乙戸地区と烏山地区などの利用者のうち、約1,300回線で通話が不通になっているという。このため、フレッツ・ADSLなど電話線を使用したサービスも利用できなくなっている。
茨城支店が18日16時に発表した第2報によれば、復旧は同日深夜を見込んでいるという。同支店では、障害への対応として広報車で利用者に伝えるとともに、特設公衆電話8台を乙戸沼公園と六中地区公民館前に設置した。
この影響を受けて、KDDIでは直収固定電話サービス「メタルプラス電話」、同サービス向けのADSL接続サービス「メタルプラスネット DION」が、土浦市/牛久市/つくば市/稲敷郡阿見町の一部地域、約100回線程度で利用できない状況になっている。また、ソフトバンクテレコムでも同障害を確認しており、現在影響を受けているサービスや回線数を調査しているという。
ソフトバンクテレコムによれば、直収固定電話サービス「おとくライン」で約50回線、法人向けの専用線およびDSLサービスで各3回線ずつ障害の影響を受けているという。ただし、法人向けサービスに関しては、現在復旧しつつあるとしている。
関連情報
■URL
NTT東日本 茨城支店
http://www.ntt-east.co.jp/ibaraki/
KDDIのニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/0118/index.html
ソフトバンクテレコム
http://www.softbanktelecom.co.jp/
( 村松健至 )
2007/01/18 19:06
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