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「SkypeOut」で1通話につき0.039ユーロの“接続料”を徴収開始 |
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米eBayの子会社でルクセンブルクのSkypeは18日、「SkypeOut」の通話料や料金体系を大幅に見直すと発表した。欧州を中心に開始し、2007年中にも全世界に拡大する。 まず18日から一部の地域において、SkypeOutで一般固定電話や携帯電話に通話する際、“接続料”として1回の通話につき0.039ユーロおよび付加価値税（日本円に換算すると付加価値税込みで5.635円）が徴収される。これは、1回の接続を確立するための費用と説明されている。接続料の徴収に関しては2006年12月時点ですでに発表されていた。 接続料を課す一方で、SkypeOutの従量制通話料金を値下げする。対象となる地域は、チェコ、グアム、ハンガリー、イスラエル、ルクセンブルク、マレーシア、プエルトリコ、ハワイ、アラスカ。これまでの料金と比べて最大65％値下げとなる地域もあるという。 ● 月額2ユーロで国内へのSkypeOutが“通話料無料”となるプラン提供へ 今回最大の発表は、料金体系の見直しの一環として、国内へのSkypeOutの従量制通話料がかからない「Skype Pro」と名付けたプランを全世界的に導入することを明らかにしたことにある。同様のプランは現在、米国、カナダ、英国で開始されている。Skypeはこの成功体験を生かして、当初は欧州で、次いで2007年中には全世界でSkype Proを開始する意向だ。Skype Proが日本でいつ開始されるのかといった詳細な情報はまだ明らかになっていないが、現時点で公表されている情報によれば、月額料金2ユーロで、同じ国の固定電話と携帯電話に対して通話料無料で発信できること（ただし接続料は発生）、無料でSkypeボイスメールが使用でき、SkypeIn番号が30ユーロ割引になること、無料のアバターと着メロが2つずつサービスされることなどである。 関連情報 ■URL ニュースリリース（英文） http://about.skype.com/2007/01/skype_takes_internet_communica.html 「Skype Pro」告知ページ（英文） http://www.skype.com/products/skypepro/ ■関連記事 ・ Skype、一般電話への通話サービス「SkypeOut」が2007年1月から新料金体系に（2006/12/20）
（ 青木大我 taiga@scientist.com ）
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