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iTaggit
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コレクター向けコレクション管理・コミュニティサイトの米iTaggitは22日、公開ベータテストを開始したと発表した。現時点での会員数は2,300人だとされている。
iTaggitはコレクター向けに主に2種類のサービスを提供する。コレクションを整理するための機能とコレクター同士のコミュニケーションを行なうための機能だ。
まず整理するための機能として、iTaggitでは画像、音声、動画ファイルをアップロードし、それぞれにタグを付けたりグループに分類して保存できる。それぞれのアイテムに付随する情報、例えば購入価格や個人的な備忘録などの情報を公開しないよう設定することができ、逆に特定の情報を公開するように設定することができる。アップロードされたファイルは自動的にウイルススキャンが行なわれ、他のセキュリティサービスによって安全に保管されることになっている。データをアップロードする手間を省くために、スプレッドシートやデータベースフォーマットで保存された情報を簡単にアップロードする機能も用意されている。
コレクター同士のコミュニケーションを図るツールとしてのiTaggitは、自分のコレクションを公開するところから始まる。様々なコレクションを検索することによって自分が興味を持つコレクションを探すことができ、そうしたコレクターを自分のコンタクトリストに登録しておくことができる。そのほかに掲示板やiTaggit内のブログで意見を交換したり、より高度な知識を持つコレクターの情報を入手することも可能だ。また、iTaggitの検索ツールによりアイテムをオークションサイトに出品したり購入するための検索を行なえる。
iTaggitは2006年に米国テキサスで設立され、2006年8月には104万ドルのシリーズAファイナンスに成功している。
関連情報
■URL
iTaggit(英文)
http://itaggit.com/
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/01/23 12:29
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