NTT(持ち株)は9日、2007年1月末時点でのNTT東日本およびNTT西日本のブロードバンド回線契約者数において、Bフレッツ契約者数がフレッツ・ADSL契約者数を上回ったことを明らかにした。
NTTによれば、NTT東西のBフレッツ契約者数は2007年1月末で553万3,000件、フレッツ・ADSLの契約者数は544万9,000件となり、僅差ながらBフレッツがフレッツ・ADSLを上回った。なお、2月2日に公表した2006年度第3四半期でのフレッツシリーズの契約数は、NTT東西合計でBフレッツが536万2,000件、フレッツ・ADSLが548万5,000件で、2007年1月単月の契約者数は、Bフレッツは17万1,000件の増加であったものの、フレッツ・ADSLでは3万6,000件減少したこととなる。
また、NTTは2006年度末の契約者数を、Bフレッツは611万9,000件、フレッツ・ADSLは558万2,000件と見込んでいるが、フレッツ・ADSLは契約者数の減少が続けば目標達成が困難となるほか、Bフレッツも現在の純増ペースでは目標達成が厳しいと思われる。なお、NTT東西個別の契約者数は明らかにしていないが、NTT東日本は2006年12月11日にBフレッツの契約者数がフレッツ・ADSLの契約者数を上回ったと発表している。
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NTT(持ち株)
http://www.ntt.co.jp/
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( 大久保有規彦 )
2007/02/09 19:11
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