米Appleは15日、Mac OS Xの4件の脆弱性を修正する「Security Update 2007-002」を公開した。対象OSはMac OS X 10.4.8および10.3.9。OSのソフトウェア・アップデート機能を利用するか、Appleのサイトから修正プログラムのダウンロードが可能となっている。
Security Update 2007-002では、Finderのボリューム名の取り扱いにバッファオーバーフローの問題が存在し、ディスクイメージをマウントする際に任意のコードが実行されてしまう脆弱性を修正。このほか、iChat関連2件、UserNotification関連1件の合計4件の脆弱性を修正する。
これらの脆弱性はいずれも、Apple製品のバグを1月中に毎日公開するとしてきたプロジェクト「the Month of Apple Bugs」で公表されていた。
関連情報
■URL
Apple Security Update 2007-002
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=305102
( 三柳英樹 )
2007/02/16 12:14
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