米Microsoftは22日、Alcatel-Lucentとの間で争っていたMP3技術のライセンス問題を巡る裁判で、Microsoftに賠償金の支払いを命じたサンディエゴの連邦地裁に対して、判断は不当であるとするコメントを発表した。
この裁判は、MicrosoftがAlcatel-Lucentの持つMP3の特許を侵害したとして訴えられていたもので、米国のメディアなどによれば連邦地裁はMicrosoftに対して15億2,000万ドルの賠償金を支払うよう命じたという。
Microsoftでは、「今回の決定は法律や事実によるものではない。MP3技術については独Fraunhoferから正式にライセンスを取得したと考えており、我々がその際にFraunhoferに支払った金額は1,600万ドルであることと比べても、今回の判断は不当なものである」とコメント。今後、必要に応じて控訴する予定だとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/Presspass/legal/02-22-07AlcatelLucentStatement.mspx
( 三柳英樹 )
2007/02/23 21:19
- ページの先頭へ-
|