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ZNET TOWN Pro
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ゼンリンは27日、住宅地図にユーザー情報管理機能を組み合わせた、地理情報システム用途向けのASPアプリケーション「ZNET TOWN Pro」の提供を開始した。対応OSはWindows XP/2000。
ZNET TOWN Proは、住宅地図データを提供するサービス「ZNET TOWN」の上位バージョン。全国の住宅地図などの各種地図データと、ユーザーが保有するデータを関連付けて管理できる。
住宅地図が利用できるエリアは、全国1,834市区町村のうちデータ未整備の一部の離島を除く1,827市区町村(市区町村数は2007年2月13日現在)。ベクトル地図データを採用しており、スクロールやズーム操作に対応する。
また、CSVファイルを取り込んだり、緯度経度や住所データと地図とのマッチングが可能。衛星画像や航空写真を住宅地図と重ねて表示することもできる。さらに、住所や施設、郵便番号などから検索できる機能のほか、住宅地図ならではの表札検索や建物別記表示機能も備える。
ZNET TOWN Proは、ゼンリン、NTTデータ、ゼンリンデータコムの3社によって提供される。ゼンリンはサービスの企画、販売活動、住宅地図/道路地図データ・索引用データの提供、NTTデータはデータセンタの管理・運用、ゼンリンデータコムは地図データなどのデータ運用を行なう。
なお、ZNET TOWN Proの参考価格は、同時接続利用ライセンス数が10ID、住宅地図は東京都千代田区(市街図と道路図は全国使用可)を利用した場合、月額約2万6,000円。ゼンリンは、3年後の売上高5億円を目指すという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.zenrin.co.jp/news/070226.html
( 野津 誠 )
2007/02/27 14:40
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