仕事をする上での必要性において、プリンターがインターネットやメール、電話、携帯電話のいずれをも上回っていることが明らかになった。これは、プリンター大手の米Lexmarkが市場調査会社Ipsos Public Affairsに依頼して米国内のナレッジワーカー711人に対して行なった電話調査の結果だ。
それによると、ナレッジワーカーたちが仕事をする際に不可欠なテクノロジーであるものを選ぶ設問で、プリンターが94%、インターネットが93%、メールが92%、コピー機が86%、電話が86%、高速インターネットが83%、会社ネットワークへのアクセスが83%、特別なソフトウェアの利用が79%、携帯電話が62%、スキャナが48%、無線機能が47%、PDAが19%だった(複数回答)。
さらに出張やオフィスの外に出ている時にないことで最も不便に感じるものとしても、73%の人がプリンターを挙げたという。Lexmarkは発表文の冒頭で「ペーパーレスオフィスの予測を覚えていますか」と述べ、25年間で全く予想が外れたことを同社にとっては幸いなことととらえているようだ。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.lexmark.com/lexmark/pressrelease/home/0,6930,204816596_653271419_1007929265_en,00.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/02/28 12:04
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