米Linden Labは27日、3Dバーチャルワールド「Second Life」に音声機能「3Dボイス」を追加すると発表した。まずは、ベータプログラムとして1,000ユーザーを対象に、テストグリッド上で来週公開される。正式版は2007年第2四半期にリリースされる予定だ。
3Dボイスは、声のする方向や距離が反映される音声チャット機能。会話の強弱もアバターに反映されるという。1対1および複数人での会話が可能で、最大100ユーザーまで同じチャンネルを利用できる。同機能に対応した場所では、自動的に会話を開始できるほか、島のオーナーは音声機能の利用可否も設定可能だ。
従来、Second Lifeではインスタントメッセージングによるチャット機能を提供していた。3Dボイスによって、ユーザーはより現実に近いリアルな音声コミュニケーションが可能になる。なお、3DボイスはVivoxの音声技術とDiamondWareの3D音声技術を利用。音声チャットを行なう場合は、ヘッドセットが必要になる。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://lindenlab.com/press/releases/02_27_07
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( 野津 誠 )
2007/02/28 19:33
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