ソネットエンタテインメント(So-net)は8日、同社が保有するレーベルゲートの全株式をソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)に譲渡することを取締役会で決議したと発表した。
レーベルゲートは、インターネット上での音楽配信サービスプラットフォームおよびポータルサイトを運営するのを目的に、2000年4月3日に設立された。現在、音楽配信サービス「mora」および「mora win」、ブログやSNS要素を持ったコミュニティサービス「PLAYLOG」などを運営している。
So-netは、全株式の譲渡に際して「設立当初の目的である音楽配信のためのプラットフォーム提供に対する一定の役割を終えたものと認識している」と説明。その上で、「今後はレーベルゲートならびにレーベル各社に運営を委ねるべきと判断して、譲渡を決定した」としている。
株式譲渡は3月9日を予定し、異動後の株式所有割合はSo-netが21.25%(3,340株)から0.0%に、SMEは66.03%から87.28%へとそれぞれ変更になる。なお、譲渡価格は非公表。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://ir.eol.co.jp/EIR/3789?task=download&download_category=tanshin&id=436745&a=b.pdf
レーベルゲート
http://www.labelgate.co.jp/
関連記事:So-netが音楽配信サービスの新会社設立――大手レコード会社数社が出資
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2000/0406/labelg.htm
( 村松健至 )
2007/03/08 18:12
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