マイボイスコムは9日、8回目となるインターネットバンキングの利用に関するアンケート調査の結果を発表した。
同社の調査モニター「MyVoice」の登録メンバーを対象に1月1日から5日までWebアンケートを実施し、10,434人からの回答を得た。これによると、インターネットバンキングの利用経験率は年々増加しており、今回の調査では77.7%に達し、前年の2006年1月調査より3.2ポイント増加した。なお、第1回調査の1999年9月時点では、わずか8.6%だった。
利用しているサービスで最も多かったのは「預金口座情報照会・管理」で73.8%に上った。次いで、「ネットショッピングなどの決済サービス」が59.0%、「送金」が47.1%などとなっている。
利用しているインターネットバンキングは、イーバンク銀行が82.5%に上り、2位の郵便貯金(24.3%)とジャパンネット銀行(24.3%)以下を大きく引き離した。最も利用するインターネットバンキングでも、イーバンク銀行が53.7%が1位で、2位の新生銀行(10.5%)、3位の三菱東京UFJ銀行(7.7%)に大差を付けている。
インターネットバンキングを選ぶ際に重視する点としては、「手数料が安い(または無料)」が最も多く79.6%、次いで「24時間リアルタイムで利用が可能」が52.7%、「信頼できる」が48.9%などだった。
なお、最もよく利用するインターネットバンキングとしてイーバンク銀行を挙げた人の具体的な理由としては、「totoの購入ができる。振り込み手数料が安い」「金利が高いので預け入れはイーバンクにしている。また、各コンビニでATMが気軽に利用でき、手数料が自分の利用する時間帯は大体ゼロなのがとても嬉しい。同じイーバンク同士なら送金手数料もゼロ」などがあった。
関連情報
■URL
調査結果
http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/10203/
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・ ネットバンキング、利用が多いのはイーバンク銀行~マイボイスコム調査(2006/01/26)
( 永沢 茂 )
2007/03/09 16:43
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