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マンション居住者の“近所付き合い”を図るコミュニティサイト


 マンションのフロントサービス事業を手がけるアスクは、マンション居住者向けのコミュニティサイト「OICOS」をASPサービスとしてデベロッパーや管理会社に4月から提供する。新築マンションの契約者専用サイト、居住者専用サイト、居住者のみが参加可能なSNSの3つの機能を用意する。各サイトを閲覧するために必要なアカウントは、マンション購入契約時に発行される。

 契約者専用サイトでは、入居説明会のスケジュールを紹介するほか、マンションの建築状況の写真を掲載。入居者専用サイトでは、マンション管理情報や地域周辺情報のほか、弁護士やファイナンシャルプランナーなど提携企業の専門家がブログを公開する。このほか、マンション内共有施設の予約も行なえる。

 SNS機能では、日記やプロフィール、コミュニティ、閲覧履歴などの機能を利用できるマイページを世帯主だけでなく家族全員に提供する。利用者は、同一のマンション居住者だけでなく、OICOSを導入する全国のマンション居住者と“近所付き合い”を図ることが可能だ。また、Google マップのAPIを活用して、地域情報への書き込み可能な地図機能も用意。これにより居住者は、地図上で全国の桜前線や、マンション近隣の犯罪履歴や防犯情報を共有できるという。防犯情報については、ヤクルト販売会社と森永乳業の各販売店も近隣の不審者情報を提供する。

 OICOSでは、担当者が管理画面から情報を更新できるCMS(コンテンツマネジメントシステム)を導入しているため、Web制作専門スタッフが不要となることも特徴という。OICOSの初期費用は30万円、月額費用は契約者専門サイトとSNS機能は無料、居住者専用サイトを利用する場合は299世帯以下で5,000円。


「OICOS」のSNS機能 ※開発中の画像 Google マップのAPIを活用して防犯情報などを書き込める ※開発中の画像

関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.asq-fs.co.jp/image/press_oicos.pdf


( 増田 覚 )
2007/03/19 15:14

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