情報処理推進機構(IPA)は22日、RSSリーダーソフト「NewsGlue」「いきなり事情通」の2製品について、悪意のあるRSSを読み込んだ場合に任意のスクリプトが実行される脆弱性が存在することを公表した。両製品とも、既に脆弱性を修正したバージョンを公開している。
脆弱性の存在が明らかになったRSSリーダーソフトは、グルーソフトウェアの「NewsGlue」と、ソースネクストの「いきなり事情通」の2製品。いずれも、RSS情報をHTMLページに変換する際の処理が不適切なため、任意のスクリプトが埋め込まれてしまう可能性がある。これにより、任意のスクリプトが実行され、PC内のファイルが漏洩する可能性などがある。
グルーソフトウェアとソースネクストは、それぞれ脆弱性を修正した新バージョンを公開しており、IPAでは「NewsGlue」「いきなり事情通」のユーザーに対してアップデートを呼びかけている。
関連情報
■URL
IPAによる脆弱性情報
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/documents/2006/JVN_64227086.html
グルーソフトウェアのアップデート情報
http://www.gluesoft.co.jp/NewsGlue/Update.aspx
ソースネクストのアップデート情報
http://www.sourcenext.info/download/jijou.html
■関連記事
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( 三柳英樹 )
2007/03/22 15:15
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