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子供が語彙を獲得する手段、「ネットで」はまだ少数〜旺文社が調査


 旺文社はこのほど、小・中学生らに対して実施した「第4回ことばに関するアンケート」の集計結果を発表した。語彙を獲得する手段としてインターネットを挙げた児童はまだ少数派だった。なお、語彙力があると思う有名人を1人挙げる設問ではタモリが1位で、2位のみのもんたに1.5倍以上の差を付けた。

 調査は、2006年12月に旺文社が実施した第14回「実用日本語 語彙力検定」の受験者13,306人に対して実施。試験終了後に回答用紙の裏に記入してもらうかたちで、10,405人から有効回答を得た。内訳は、小学生が65.9%、中学生が32.9%、高校生が0.7%、その他が0.6%。

 集計結果によると、「あなたは『ことば』を主にどうやって覚えますか?」との設問(複数回答)に対して、最も多かったのは「学校の授業や教科書で」(48.7%)。これに「学習塾などで」(41.4%)、「両親や祖父母」(37.0%)が続いた。

 「テレビのニュースで」(29.1%)、「テレビのバラエティ番組、クイズ番組、ワイドショーなどで」(19.2%)、「テレビのドラマ、アニメなどで」(10.4%)を合わせた「テレビ」合計は58.7%だった。「マンガ・雑誌で」(20.5%)、「マンガ・雑誌以外の本で」(16.1%)、「新聞で」(10.0%)を合わせた「テレビ以外の活字媒体」合計の46.6%を上回った。

 「インターネットで」を挙げたのは6.6%にとどまった。これは、「テレビゲーム、カードゲーム(攻略本、説明書等含む)などで」の6.7%とほぼ同じ水準となっている。


「あなたは『ことば』を主にどうやって覚えますか?」との設問への回答結果(複数回答)

 ただし、2000年に実施した同様のアンケート調査と比較すると、インターネットを挙げた人は増加している。2000年の調査では中学生のみの受検だったため、2006年調査についても中学生のみの数字で比較すると、「インターネットで」は2000年の0.9%から2006年は3.0%へ増加。一方、「テレビゲーム、カードゲーム(攻略本、説明書等含む)などで」が4.2%から1.7%へ、「マンガ・雑誌で」が13.4%から8.7%へ減少したのが目立つ。

 男女別の傾向としては、対人関係でことばを覚えるのは女子の割合が多く、それ以外のテレビやインターネット、新聞などの媒体で覚えるのは男子のほうが多くなっているという。

 なお、インターネットの利用状況については、「利用している」が85.2%に達し、利用場所(複数回答)としては自宅が85.8%、学校が40.4%、塾が1.0%などだった。


関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.obunsha.co.jp/files/document/070319.pdf


( 永沢 茂 )
2007/03/23 17:12

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