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ヤフー、フィッシング対策として“マイログイン画面”の設定機能 |
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ログインシールでは、Yahoo! JAPAN IDとパスワードを入力する部分の右上に、ユーザー自らが設定した画像または文字列を表示する。画像はPC内に保存している2MB以下のJPEGまたはGIFファイル、文字列は全角で最大5文字×3行（合計15文字まで）を登録できる。また、これらの画像や文字列を表示するシール部分のカラーも29色から選択できる。 設定ページにおいて画像ファイルや文字列、カラーを指定した後、「プレビュー」ボタンを押すことでどのように表示されるか確認でき、さらに「このシールを保存」ボタンを押せば設定完了だ。以降、Yahoo! JAPAN内の正規のログインページは、設定したログインシールが表示された“マイログイン画面”になる。一方、設定したログインシールが表示されなかったり、別のログインシールが表示されている場合は偽サイトの可能性がある。このような場合は、ブラウザを再起動した後、Yahoo! JAPANのトップページのURL（ http://www.yahoo.co.jp ）を手動で入力してアクセスし、右側にあるログイン画面へのリンクからログイン画面を表示するよう求めている。
なお、ログインシールの設定内容はブラウザにCookieとして保存されるため、Cookieを削除した場合など、設定したログインシールが表示されない場合もある。このほか、家族など複数のユーザーで共有している場合は、全員がわかりやすいログインシールを設定するよう求めている。 また、インターネットカフェなどの不特定多数が使う端末では、他のユーザーがログインシールを設定している可能性もあり、正規のログイン画面かどうかを判断するための手段としては信頼性は低くなると説明。やはり、Yahoo! JAPANのトップページから手動でログイン画面にアクセスするよう求めている。 関連情報 ■URL ニュースリリース http://pr.yahoo.co.jp/release/2007/0326b.html 「ログインシール」説明ページ https://protect.login.yahoo.co.jp/ ■関連記事 ・ ヤフーと産総研、パスワード相互認証プロトコルでフィッシング防止（2007/03/23） ・ みずほ銀行がネットバンクの認証強化へ、違うPCからは合い言葉も要求（2007/02/23）
（ 永沢 茂 ）
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