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マイクロソフト、日本語版「Windows Server 2003 SP2」を提供開始


 マイクロソフトは28日、「Windows Server 2003 Service Pack 2」日本語版(以下、Windows Server 2003 SP2)の提供を開始した。Microsoft Updateやダウンロードセンターから無償でダウンロードできる。4月中旬以降は、CD-ROMによるオーダーも1,050円で受け付ける予定。

 Windows Server 2003 SP2は、Windows Server 2003ファミリーおよびWindows XP Professional x64 Editionの発売以降に公開された更新プログラムおよびセキュリティ更新プログラムを一括で適用する。また、Windows Server 2003に対応した「Windows 展開サービス」「Windows Server 2003 Scalable Networking Pack」、Windows XP Professional x64 Editionに対応した「Wi-Fi Protected Access 2(WPA2)」などの機能強化が図られる。

 Windows 展開サービスは、リモートインストール サービス(RIS)を再設計し、アップデートを行なったRISの後継サービス。Windows 展開サービスを使用することにより、離れた場所のコンピュータにインストールメディアを使用せずに、ネットワーク経由でWindows OSを展開できる。

 Windows Server 2003 Scalable Networking Packは、ネットワークベースのビジネスアプリケーションやネットワークベースの保存/バックアップソリューションに加え、ビデオ会議、オーディオ/ビデオプレゼンテーションのパフォーマンスを効率的に改善するソリューション。

 WPA2は、ワイヤレスクライアントソフトウェアのセキュリティが強化される。WPA2では、ワイヤレスインターネットアクセスを備えたWi-Fiホットスポットにおいて、円滑な接続が実現するという。

 Windows Server 2003 SP2は、x86、x64、Itaniumの各プラットフォームに対応した以下のOSが対象となる。
・Windows Server 2003 の全エディション(x86、x64、Itanium)
・Windows Server 2003 R2 の全エディション(x86、x64)
・Windows Compute Cluster Server 2003(評価版を除く)
・Windows Small Business Server 2003の全エディション
・Windows Small Business Server 2003 R2の全エディション
・Windows XP Professional x64 Edition(x64のみ)


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3002


( 増田 覚 )
2007/03/28 15:11

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