パナソニック ネットワークサービシズ(PNS)は29日、同社のインターネットサービス「hi-ho」をインターネットイニシアティブ(IIJ)に譲渡することで合意したと発表した。
PNSでは、6月1日にISP関連事業を分割した100%子会社「株式会社ハイホー」(資本金1億円)を設立した上で、同日にハイホーの株式をIIJに譲渡し、IIJの100%子会社とする。譲渡金額は12億円。ハイホーの代表取締役会長には、IIJ代表取締役社長の鈴木幸一氏が就任する。hi-hoのサービスブランドや利用ドメイン名についてはそのまま継承し、ユーザーに対してはこれまでと同様のサービスを提供する。
今回の事業譲渡により、IIJでは個人向けのネットワーク関連サービスの開発、提供に努めるとしており、PNSでは松下グループの強みであるデジタルテレビや携帯電話などの機器向けネットワークサービス事業分野に経営資源を集中するとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PNS)
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070329-1/jn070329-1.html
ニュースリリース(IIJ)
http://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2007/0329-2.html
■関連記事
・ 松下、IIJへのhi-ho売却を検討中(2007/03/26)
( 三柳英樹 )
2007/03/29 16:06
- ページの先頭へ-
|