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pota
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フェンリルは2日、Webブラウザ「Sleipnir」と「Grani」の公式スタートページを統一。カスタマイズ可能なポータルサイト「pota(ポータ)」としてリニューアルした。Googleのパーソナライズド機能を使用しており、表示コンテンツの変更にはGmailアカウントが必要となる。
potaは、Webブラウザのスタートページ内にあるコンテンツを、ユーザーが好みに合わせて追加・削除できるポータルサイト。Googleの独自ドメイン向けサービス「Google Apps」がベースになっており、Gmailアカウントを持つユーザーは、ログインしてからコンテンツをカスタマイズする。
ユーザーは、スタートページ上からGmailをチェックしたり、ニュースや天気情報などを閲覧できる。追加できるコンテンツは、各種ニュースサイトのほか、RSS配信に対応しているサイトを検索して追加することも可能だ。今後は、Googleカレンダーなどの追加にも対応するという。コンテンツの並び順は、ページ左部分(「Google Links」やスポンサーコンテンツ)以外を任意に変更できる。
potaは、2006年9月に発表されたフェンリルと米Googleの業務提携によって実現したもの。フェンリルの柏木泰幸代表取締役社長は、「カスタマイズにこだわったSleipnirのように、利用者の好みに合わせてカスタマイズできるポータルサイトの提供を考えてきたが、この度、米Googleの協力を得て実現できた。サイトデザインは、Fenrir&Co.の吉田ケンイチ率いるデザインチームが担当し、高い水準で機能とデザインを融合している」とコメントしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.fenrir.co.jp/news/2007/20070402.html
pota
http://partnerpage.google.com/pota-art.net
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( 野津 誠 )
2007/04/02 15:20
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