米McAfeeは米国時間10日、マイクロソフトのOffice製品について未知の脆弱性を悪用する複数のゼロデイ攻撃が発見されたと警告した。
McAfee Avert Labsの公式ブログによると、脆弱性のうち1件はヒープオーバーフローを引き起こすことで、外部から任意のコードを実行される危険度の高いものだとしている。また、他のゼロデイ攻撃としては、Windowsのヘルプファイルに関する脆弱性を攻撃する実証コードについても検証中だという。
McAfee Avert Labsでは、これらの攻撃はおそらく4月の月例パッチの公開に合わせたもので、次の月例パッチの公開までの期間を最長化することを狙っているとしている。
関連情報
■URL
McAfee Avert Labs公式ブログの記事(英文)
http://www.avertlabs.com/research/blog/?p=253
■関連記事
・ マイクロソフトが4月の月例パッチ5件を公開、“緊急”は4件(2007/04/11)
・ 4月のマイクロソフトセキュリティ更新を確認する(2007/04/11)
( 三柳英樹 )
2007/04/11 15:01
- ページの先頭へ-
|