NECネッツエスアイは、電子ペーパーと携帯向けコンテンツを連動させる実証実験を国立科学博物館で実施する。
今回の実験では、国立科学博物館内の展示会場やレストランなどの混雑状況を携帯電話向けに配信し、同じ情報を博物館入口に設置した電子ペーパーでも表示するというもの。4月17日に、国立科学博物館内の日本館がリニューアルオープンすることに合わせ、同館の携帯サイトでは、特別展「花 FLOWER」や、日本館の全球映像システム「シアター36○(サン・ロク・マル)」、レストランの混雑情報が確認できるようになる。また、4月13日からは、国立科学博物館内の地球館入口に電子ペーパーが1カ月半設置され、携帯サイトと同じ混雑情報が表示される。
電子ペーパーへの情報配信の仕組みは、制御用PCからPHS経由で携帯サイトにアクセスし、HTMLを取得してから必要な情報を制御用PCで抽出・加工する。そのデータを85×66×180cmの電子ペーパーに映し出す。NECネッツエスアイでは、実証実験を通じて、電子ペーパーと携帯コンテンツの親和性や情報表示の自動化を検証していく。
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ニュースリリース
http://www.nesic.co.jp/news/20070413.html
( 関口 聖 )
2007/04/13 18:01
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